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Sunday, December 05, 2004

11/21新酒まつり

 11月21日(日)に綾町・酒泉の杜で行われた『新酒まつり』のレポートです。

【新酒まつりとは?】
 宮崎の大手焼酎メーカー・雲海酒造が運営する“酒のテーマパーク”にして、綾町のメジャーな観光施設である酒泉の杜。焼酎だけでなく清酒、ビール、ワインの工場があって、見学や試飲などができる。木工品やガラス細工の工房もあり(今年の春に天皇皇后両陛下が見学に来られた)、温泉や宿泊施設やレストランなど何でもありで、いつも多くの人で賑わっている。
 その酒泉の杜で毎年秋に行われているのが『新酒まつり』。今年で12回目を迎える、雲海酒造産の芋焼酎『日向木挽』をふるまうイベントだ。
 焼酎の新酒?…と思った人に念のため説明。ワインだとボージョレー・ヌーヴォーが世間の話題にあるけど、アレと似たようなもの。ちなみに、焼酎は11月1日が焼酎ヌーヴォーの日。うむ、簡潔な説明だな(^-^;
 新酒まつりは、焼酎がふるまわれるだけでない。綾競馬のように露店が出たり、ステージでショーが行われたりいろいろ。
 こういう焼酎のお祭りに行ったことはないし、年に1回のものなので、スクーターを駆って行ってきた。宮崎から片道1時間はしんどかった…。

【新酒まつり】
 到着したのは昼頃。駐車場は満杯で(自分はスクーターだから問題なし)、場内はかなりの人だかり。会場は焼酎と清酒の工場・綾蔵のスペース。道路を挟んで向かい側(温泉や宿泊施設などがある)は『もくもく市』と『ガラスまつり』の会場に。
 会場に入り、プログラムの紙をもらった。ステージの催しは『水の郷綾太鼓』『郷土芸能・俵踊り』『丸太切り』『ひょっとこ』『MRTラジオ公開録音』『金沢明子歌謡ショー』『郷土芸能・城攻めの舞』『蔵桶コンサート』『雲海木挽太鼓』など。自分が来たときは歌謡ショーをやっていて大賑わい。会場外の公園では、城攻め踊りの人たちが準備をしていた。
 場内では露店が軒を連ねていて、鮎の塩焼き、焼きそばなどを売っていた。地鶏の炭火焼は匂いがたまらんね~(^-^; 自分は綿菓子を買った。
 バルーンの配布や宝探しなど子供向けのこともやっていて、家族連れがたくさんいた。綾競馬もそうだったけど、老若男女みんなで楽しんでいる。
 ふるまわれていた『木挽』の新酒を飲んでみた。う~ん……芋の味と香りは抑えめ、というかあまり感じなかった。最初は「そば焼酎?」と勘違いしたほど(-_-; 自分の好みじゃない。1杯だけにとどめた。販売所では新酒や原酒だけでなく、樫樽を使った木炭も売られていた。
 『黄金千貫重量当てクイズ』というのもやっていた。芋焼酎の原料であるコガネセンが盛られた籠を持ってみて、重量を当てるというもの。たぶん10~20kg。自分は14.0kgと書いたので、当たったら賞品が届く。
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【焼酎工場】
 一通りまわって暇を持て余していたら、ちょうど工場見学者を募っているところだった。焼酎の工場見学はしてみたかったし、いい機会なので参加することに。自分も入れて15人ほどだったかな? もちろん、ガイド付き。
 (1段目左)まずは、原料を蒸す作業から。この綾工場では麦焼酎、米焼酎、そば焼酎を造っているとのこと。原料は大麦はオーストラリア産、米は国内産の食用にならないヤツ、そばは内モンゴル産。1時間に処理する量は7トン。
 (1段目右)麹づくり。2日かけてカビを繁殖させる。ここでガイドさんが麦麹を食べさせてくれた(自分じゃないよ)。酸っぱい。クエン酸によるもので、焼酎はこのクエン酸を発生させる。清酒はクエン酸を発生させないから腐りやすい――つまり、温暖な地域では造れないということ。
 (2段目左)一次仕込み。麹を水に付ける。酵母の繁殖が目的。天井にある鏡で、ブクブクとしてるのがわかる。
 (2段目右)二次仕込み。原料を混ぜる。
 (3段目左)蒸留。一般は常圧だけど、減圧蒸留だと50度で沸騰して成分の蒸留を抑えられ、マイルドなものができる。
 (3段目右)蒸留したものが入るタンク。税務署に毎日データを申告するそうだ(アルコール度数について煩い。脱税は無理だって)。濾紙を重ねたものでフーゼル油などを取り除く。
 (4段目左)屋外の貯蔵タンク。綾工場には2000石のタンクが2基、1200石タンクが14基、1000石タンクが11基、600石タンクが10基。ちなみに、1石は180リットルで一升瓶にすると100本分。600石タンクは長期貯蔵用で、長くて5年は置いておくとのこと。
 (4段目右)焼酎粕の処理プラント。以前は日向灘沖に廃棄していたそうだが、今はもちろん違反行為。飼料や肥料などにリサイクルしている。
 焼酎の製造工程は本などを読んで知っていたけど、やはり実際に見て、ガイドに説明してもらうほうがずっとわかる(^-^; でも、ガイドさんの説明はちと古かったね。「芋で麹は作れない(乾燥した芋チップで可能)」とか、「どこどこの麦だけを使うのはできない(今は可能)」とか。
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【酒泉の杜】
 酒泉の杜もまわってみた。ワイナリー、ガラス工房、焼酎売り場など。どこも人がいっぱいだったな~。
 ブラックオリンピアワインを使ったワインソフトクリーム(250円)を売っていたので食べてみた。ワインらしさはあまりなかったけど、美味かった。
 焼酎売り場ではいろいろ試飲してみた。リキュール類もある。お菓子は…人が多いせいか、試食ケースは空っぽだった(ToT)
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【綾工芸まつり】
 綾・てるはドームで行われている『綾工芸まつり』(第23回、綾町コミュニティ協議会主催)にも足を運んでみた。
 ドーム内の広いスペースに織物、染色、毛糸、アートフラワー、ガラス、陶器、食器、基盤、銘木、家具、竹製品、自然食品、焼酎などが展示されている。新酒まつりほどではないけど、そこそこの人手だった(こちらは4日間開催)。
 静かな雰囲気。しかし、時刻にして16時頃。バターーーン!!という何かが倒れる大きな音が響いた( ̄□ ̄; まわりを見てみると、音のしたほうへ人たちが向かっている。自分も行ってみた。
 そこでは、ブースを覆うように、テントの骨組みのように組まれた木材が崩れていた。幅20m、奥行き4m、高さ3mといったところか? テーブルなどが壊れて物が散乱しているものの、大きな怪我人はいないらしく、取り乱している人もいなかった。女の子が1人頭を打ったようで泣いていた。
 もともとどういった形が組まれて、何のはずみでどのように崩れたかはわからない。ただ、木材1本はかなりの重さで、よく怪我人が出なかったなと思う。近くのオバサンに聞いたら「よかった。これで事故が起きていたら、綾町の名折れ」と言っていた。
 崩れたものを見るに、木材はネジと釘で繋げているだけ。固定用の金具は使われていなかった。屋内なので、柱を地面に固定することはできない。設計上、もしくは製造上の問題があったと思う。企画したブースの『グローバルヴィレッジ・綾』が悪いのか、認めた主催者が悪いのか、設営業者が悪いのか…。ほんと、運が良かった。
 しばらくすると後片づけが始まって、人々は散り散りになって再び展示場をまわっていた。
 このことは新聞では記事になっていない。
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