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Tuesday, June 28, 2005

JBCの出走枠、これでいいのか?(帝王賞の予想付き)

 11月3日に名古屋競馬場で行われる第5回JBC競走の概要が発表された。詳しくはこちらを。
 出走枠はフルゲート12頭に対し中央馬が5頭、地方馬が7頭となっている(原則)。これは、少~しだけ驚いた。
 中央と地方の交流競走では、中央馬の出走枠は条件交流なら出走可能頭数の1/2、ダート重賞では1/3とされている。かきつばた記念など、名古屋の交流重賞では「中央4頭、他地区4頭、地元4頭」。大井の例を見るに、これがそのまま「中央4頭、地方8頭」となると思っていた。中央馬が1頭多かったわけである。
 しかし、この出走枠が良しとは思っていない。

 ダートグレード全体にいえることだが、「中央1:地方2」とはパワーバランスに合ったものではない。勝つのはだいたい中央馬で、上位を中央馬が占めることは少なくない。
 ところが、出走枠はダートグレードが始まって以降、「中央1:地方2」である。これが何を生むかというと、「有望な中央馬が出走できず、馬券に絡みそうにない地方馬が出走できる」という事態である。レースを観る側、馬券を買う側とすれば強いメンバーが1頭でも出てくれたほうが楽しみは増える。GIともなれば尚更だ。それが、出走枠という弊害のせいで望みどおりにならない。かつてのダービーグランプリのように各地のトップ級がそろって参戦すれば面白いのだが、最近はどうもそうでもない。
 枠内での出走馬の選考にもガッカリさせられることがある。3歳以上(4歳以上)の競走だと、中央馬は「通算の収得賞金+過去1年間の収得賞金」の多い順に選ばれるわけだが、これだと実績の薄い昇り馬よりも、蓄えの大きい過去の馬が選ばれやすい。しかも、レベルの低い地方重賞や牝馬重賞で稼いでる馬が。一時期、短距離重賞で「ノボノボ」が選定馬に入ってるとどれだけガッカリしたことか…。見飽きた顔である。
 参戦を表明した中から、最もベストのメンバーが選ばれない――これがダートグレードに対するジレンマだ。

 JBCが発表されたとき、この出走枠について期待があった。しかし、「中央5頭、地方11頭」(大井)と発表されてガッカリした。地元と他地区の区別がなくなっただけである。
 この出走枠については、難しい事情がある。以前、こういう話を聞いた。岩手のあるダート重賞で中央馬を原則より1頭多く出走させるかで、地元の調教師の反対があったという。賞金をゲットするチャンスが減るからだろうか。あと、JRAのなかには「ウチの馬で商売させてやってるんだ。そんなに貸せるかよ」という考えがあるとも聞いた。「中央1:地方2」というのは、お互いが納得できるラインなのだろう。
 しかし、こちらとしては納得いかない。自身たちの都合ではないか。こちらを楽しませるというのがどれだけあるのか? “ダート競馬の祭典”ならば尚のことではないか。
 取りやめる競馬場があるように、ダートグレードは開催する側の負担にもなっている。過去のJBCの収支はどうか? 少しでも売上を増やすことが大事なのだから、そのためにも面白いメンバーを揃える必要があるのではないか。

 ダートグレードの出走馬の選定は、レーティングが理想と聞いた。ただ、そのための環境はまだ十分でないようだ。
 自分のアイデアを2つほど。まずは、現実的なものから。中央と地方以外に「優先出走枠」を用意する方法だ。現状でも「Road to JBC」の指定レースを勝てば与えられるのだが、それはあくまでも「中央5頭、地方7頭」の中でのもの。自分の考えるものは、たとえばJBCクラシックなら「優先出走枠」を4頭とし(ダービーグランプリ、日本テレビ盃、南部杯、白山大賞典の1着馬)、残りの枠を「中央3頭、地方5頭」とする。優先出走枠が減った場合は、残り枠数に応じて変える。JBCスプリントならシリウスステークス、東京盃、南部杯が指定レースか。非現実ネタになるが、福山の「全日本タマツバキ記念アラブ大賞典」の1着馬にJBCクラシックの出走権を与えるのも面白いかもしれない。
 現実的ではないアイデアは、中央・地方の区別はなくして、出走を表明している競走馬のなかから主催者、もしくは適している者複数が一番良いメンバーを選考するというもの。まあ、これはダメか…。
 面白くなる可能性があるものが、このままでいいのか? まずは、ダートの祭典から手を付けてみてもいいのではないかと強く思う。

P.S.
 そういや、明日は帝王賞。 横浜に住み始めてから、毎年現地で観戦してたのになぁ…。
 アブクマポーロ→メイセイオペラの馬単に1万5千円ぶち込んで(トータル購入は4万円)、バトルラインのせいで痛い目に遭いながらも好きなアブクマの勝利は嬉しかったという、複雑な思いをした日が懐かしい。
 メイセイオペラのよもやの敗戦に呆然として、そのまま顔を右に向けたら、女を連れた高○竜○(プロレスラー)がいた日も懐かしい。
 コーエーの後輩のI君と観に行ったとき、カンパイについてご教授くださった石○先生(ダート競走格付け委員)の前で「ロジータとマックスフリートの息子かぁ~~!!」と絶叫した日も懐かしい。
 4コーナーで初めてゴ○マリ(張田命)を目撃した日も懐かしい。
 そんな帝王賞を、今年は観れない(´・ω・`)ショボーン

P.S.2
 ◎タイムパラドックス、○ナイキアディライト、▲以下は残りの中央馬。◎からの馬単流し。根拠は「なんとなく」。自分、帝王賞は未勝利なんです。東京大賞典は強いんだけど(12万と6万と1万勝ったことアリ)。

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Tracked on Wednesday, June 29, 2005 at 10:01 PM

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