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Thursday, July 28, 2005

“延岡のトビウオ”松田丈志が世界水泳で銀メダル

 カナダのモントリオールで行われている世界水泳2005。男子バタフライ200m決勝で、宮崎県延岡出身の松田丈志(中京大)が銀メダルを獲得した。スキンヘッドのあの選手だ。

松田、200バタで銀メダル/世界水泳

 男子200メートルバタフライ決勝で松田丈志(21=中京大)が1分55秒62で銀メダルを獲得した。柴田隆一(日大)も1分57秒04で5位に入った。パウル・コルゼニオフスキ(ポーランド)が1分55秒02で優勝した。
 金メダル狙いを公言していた松田にとって銀は複雑だった。「悔しい気持ち半分、うれしい気持ち半分」。直前、50メートル平泳ぎで3位に終わった北島を見て、「自分が取ってやる」。敗れたとはいえ、最後の追い上げは光った。
 インタビューでは周囲への感謝の言葉を忘れなかった。喜びを伝えたい相手として「コーチ、コーチの旦那さん、両親」の順番で挙げた。特に4歳から二人三脚で歩んできた久世コーチには「やっと恩返しを1つできた」。同時に通過点にすぎないことを「1つ」という言葉に込めた。北京五輪を目指し、そり上げた頭が希望の光を放った。(7月28日 日刊スポーツ)
二人三脚でつかんだ銀 4人の親に育てられた松田

 17年間ともに歩んだ師弟が一つの果実を手にした。27日の世界水泳選手権男子二百メートルバタフライ決勝で松田丈志(21)=中京大=が1分55秒62で泳ぎ、久世由美子コーチ(58)との二人三脚で大舞台初のメダルを銀色に輝かせた。
 2人の出会いは、松田が4歳の時だった。宮崎県延岡市の東海スイミングクラブで、久世コーチの指導を受けた。プールは屋根の替わりにビニールで覆われていた。夏は暑く、冬は底冷えする環境だが、松田は水に親しんだ。小学生の時、九州地区の大会で8位に入賞した。喜ぶ松田を見て「あの笑顔をもう一度見たい」(久世コーチ)と胸に刻んだのが、五輪への夢の原点だった。
 久世コーチは水泳でも生活面でも厳しく、そして優しく接した。松田が10代後半になり、仲間が遊ぶ姿が気になると「チャラチャラしちゃいかん」としかり、人並み外れた練習量で鍛えた。2年前の日本選手権で不本意な成績に終わった時、久世コーチの夫征志さん(59)が電子メールで励ました。「勝っておごらず、負けて腐らず」。目標を見失わずに努力し続ける大切さを確認した。
 松田は「普通の子どもは2人の親から育てられる。ぼくは両親と久世コーチとコーチのだんなさんの4人に育てられた」と話す。“親と子”の歩みは、少なくとも3年後の北京五輪まで続く。(7月28日 共同通信

「うれしさと悔しさが半々」松田が銀メダル=世界水泳

 現地時間27日、世界水泳の男子200mバタフライ決勝で日本の松田丈志(中京大学)が、1:55.62で銀メダルを獲得した。日本競泳チームにとって、4個目のメダル獲得となった。また、同種目に出場した柴田隆一(日本大学)は、1:57.04で同着5位だった。

■松田丈志「うれしさと悔しさが半々」
 うれしい気持ちと悔しい気持ちが半分半分です。念願のメダルでうれしいですが、勝つつもりでモントリオールに来てレースをしたので、悔しいです。ラスト50mを29秒真ん中ぐらいで全員かわすつもりだったんですが、ラップを見てみると30秒ぐらいなので、後半がまだまだという感じでした。(前半の入りは)予選、準決勝になくいい泳ぎだったと思います。(優勝したコルゼニオフスキが)150mをターンして前に出ているな、とは分かったんですが、その後はあまり見ないで、自分のレースに集中しました。
 今回は筋トレと高地トレーニングの効果がすごくよく出て、自信になっていました。筋力に余裕が出てくると、体にも余裕が出てきて、気持ちにもゆとりが出る。レース前は緊張しましたけど、招集所に入ってからは落ち着いて覚悟を決めました。先生からは「慌てずに行け」ということと、「最後のタッチまであきらめるな」と言われた。水温も気温も冷たかったので、タイムが全体的に落ちるかもしれない、悪い環境の中で気持ちの勝負になると思いました。タイムはもうちょっと出したかったんですけど、一つ一つクリアしていきたいです。
 周りの選手は僕と同い年か年下が多くて、召集所でも「みんな緊張しているな」と感じて、接戦になると思った。金メダルが欲しかったので、記録よりも勝負を意識しました。僕の場合はいい仲間がいっぱいいるので、そういう選手たちに負けないように強気でいきました。(最後は)自分では上げているつもりだったんですけど、これからもっとスピードを鍛えて、スタートや前半も置いていかれるので、そこも改善したいです。
 今後も2バタ(200mバタフライ)をメーンでやっていきたい。ずっと自由形を強化してきたので切り替えが難しいですが、どんどん進化していきたいと思うし、1年1年新しいことにチャレンジしたい。今日負けた選手じゃなくて、フェルプスを意識してトレーニングをしていきたいです。(7月28日 スポナビ)

 全国ニュースもだけど、宮崎のローカルニュースでは何度も大きく取りあげられている。地元・延岡のスイミングスクールで応援する子供たちの姿とか。
 (宮崎ローカルで)アナが「わずかの差」と言ってたけど、それは違うと思う。追い上げて、詰まらなかった差だ。数字や見た目だけで見るものじゃない。競馬には「着差以上の強さ」「着差ほどには(力の差はない)」といった言葉がある。
 でも、世界の頂点との差は確実に縮めた。これからに期待したい。
 ちなみに、民放の少ない宮崎では、世界水泳を見るのは難しいっす。ケーブルテレビか…。

 はぁ~、水泳の季節ですなぁ( ゚Д゚)y─┛~~プカー “延岡のトビウオ”というのは自分が勝手に付けましたけど、延岡近海にトビウオはいます?

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Tracked on Thursday, July 28, 2005 11:09 PM

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