平成23年大相撲初場所(6~10日目)
白鵬が2つリードの全勝で、早くも優勝争いが決してしまった。他が勝手に脱落するから、本当につまらない。
【6日目】
○玉鷲(西前頭3、3勝3敗) vs 日馬富士(西大関、4勝2敗)●
立会いで押せなかったのを見て、「これは負ける」と思った。日馬富士は、大関に勝ったことのない力士や星が上がっていない力士に白星を献上することが多いのでは。
【7日目】
●魁皇(東大関、4勝3敗) vs 鶴竜(西小結、3勝4敗)○
立会いで変化したからか、インタビューではバツが悪そうに見えた。対魁皇としては申し分ない攻め方ではあるけど。
○白鵬(東横綱、7勝) vs 栃煌山(東小結、2勝5敗)●
立会いの勢いというか、スピードが違いすぎる。
【中日】
●熊谷(西幕下14、2勝2敗) vs 隆の山(西幕下10、3勝1敗)○
隆の山がうっちゃりで3勝目。うっちゃりは多い気がするけど、気のせい? まずは、勝ち越しを。
●豊ノ島(東前頭1、1勝7敗) vs 琴奨菊(西関脇、7勝1敗)○
ライバル対決は、両者の勢いの差が出る結果に(内容も)。琴奨菊は明日から大関戦で、正念場を迎える。豊ノ島は負け越しだろう。
○琴欧洲(東大関、7勝1敗) vs 稀勢の里(東関脇、5勝3敗)●
気づいてみれば、欧州出身大関2人が白鵬を1つ差でぴったり追走している。稀勢の里は琴欧洲に上手をつかまれ、しかも下側から攻められては厳しい。このまま、「やはり、いつもと一緒」で終わってしまうのか。
【9日目】
○白乃波(東幕下43、2勝3敗) vs 普天王(西幕下37、1勝4敗)●
元関取同士の、幕下での負け越しをかけた一番。普天王は負け越し。もう、関取復帰は
厳しそうだ。ブログはどうなったのだろう。
●貴ノ岩(東幕下21、2勝3敗) vs 里山(東幕下24、3勝2敗)○
「ずぶねり」という決まり手の名前はインパクトがある。ずぶずぶ……。
●栃煌山(東小結、2勝7敗) vs 豊ノ島(東前頭1、2勝7敗)○
今場所は低迷している若手同士の対戦。栃煌山は本当に負けるときはもろい。北勝力なみ。豊ノ島は平幕相手なら勝ち続けるはず。
●日馬富士(西大関、6勝3敗) vs 把瑠都(西大関、8勝1敗)○
互いに激しい相撲で見ごたえがあった。把瑠都は勝ったんだから、横綱についていってほしい。
○魁皇(東大関、6勝3敗) vs 琴奨菊(西関脇、7勝2敗)●
相手が当たって、すぐに叩き。そして、首をかしげるまでが、よくある魁皇の姿。なんだかね。
○白鵬(東横綱、9勝) vs 豊真将(東前頭4、4勝5敗)●
豊真将、惜しかった……。土俵際の白鵬の動く方向、左のほうに突っ込んでいけば……。前傾姿勢を保っていたのが良かったと思う。本当に惜しかった。すごく盛り上がっただろうに。
【10日目】
●栃翼(東幕下13、3勝2敗) vs 隆の山(西幕下10、4勝1敗)○
五番相撲で勝ち越し! 5枚目以内でなかったことが悔やまれるけど、星を1つでも伸ばしてほしい。
○魁皇(東大関、7勝3敗) vs 稀勢の里(東関脇、6勝4敗)●
栃煌山も琴奨菊も、そして稀勢の里も魁皇の叩きに敗れた。というか、彼らは魁皇の叩きが頭にないのか? なぜ、同じ負け方を繰り返す? 魁皇に負ける若手は恥じるべきだ。
●豪栄道(東前頭5、6勝4敗) vs 日馬富士(西大関、7勝3敗)○
日馬富士が一気に出て、圧勝したから驚いた。この対戦が1年ぶりというのにも驚いたけど。
●琴欧洲(東大関、8勝2敗) vs 豊真将(東前頭4、5勝5敗)○
まあ、何もできず呆気なく敗れるのが琴欧洲。琴欧洲に期待したらダメなのは、周りはわかってるはずでしょ? よく1敗でもっていたよ。
○阿覧(東前頭3、4勝6敗) vs 把瑠都(西大関、8勝2敗)●
琴欧洲はともかく、把瑠都まで敗れたのは……。立会いの雑なのが修正されない。これで、白鵬の6連覇はほぼ決まった。
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